ママ活はお金が絡む関係から、怖いものと思う人も珍しくありません。
見知らぬ人相手にお金を貰って会うというは抵抗があるというのは自然なことで、詐欺か何かではないかと不安になるのも当然です。
しかし、ママ活が成立するのにはしっかりとした理由があり、お金を払うママと、支援を受けたい人が揃っているのも事実です。
重要なのは、ママ側が人恋しい、甘えられたいと思っても、欲求を満たせる場がほとんどないことにあります。
少子高齢化が進み、職場や住んでいる地域だけでなく、血のつながりも薄れつつあるのが現代の日本です。
お金を持っていても子供を作るだけの余裕はなく、甘やかせる親戚の子供も、近所の子供もいないというのは珍しくないことです。
職場であっても若い子が入ってこないだけでなく、あまり親しくしようとすると仕事がしにくくなるのではと不安に思う人も珍しくありません。
ネットなどを通じて人間関係を広げなければ、うちにうちにと関係が狭まっていき、自分たちよりも若い世代の人と話せないと思う女性が多いのです。
寂しい男性向けのサービス業はたくさんあっても、女性向けのサービス業が少ないという社会構造も影響しています。
結果的に、お金の繋がりでも誰かを甘やかしたい、お話をしたいという気持ちでママ活をする女性が存在するのです。
お金を払うのは若者を応援するという気持ちからで、下心がないという人もいます。
また、ママ活はあくまで本人たちの同意が大切で、会いたくないと思った場合はその場で縁が切れるのもポイントです。
不安や不快感を覚えながら会う必要はなく、別な相手を探したり、ママ活以外に時間を使うのも自由になります。
お互いを尊重するというのがママ活の基本にあるため、詐欺や犯罪を過剰に恐れる必要はありません。
何度か会って食事をして、気が合うようなら他の場所へのデートも考えるなど、段階を踏んでいくことも大切です。
相手の要求が過剰だと思ったら断っても良く、お金を貰うからとなんでも言うことを聞く必要がないのがママ活です。
自分を肯定し、受け入れて貰うのが目的というママも多く、本質的には癒されたいというママがお金を使って人と会っているだけと考えることもできます。